大阪のおすすめ就労移行支援事業所
この記事では就労移行支援事業所のサービスを利用できる期間は一体どのくらいなのか?について詳しくご紹介させていただきす。
就労移行支援支援の利用期間はどのくらい?
就労移行支援のサービスを利用できる期間は原則2年間です。
利用期間である2年間の内に、体調面・精神面を整えて、訓練を受けて就職を目指します。
期間内は何度も利用可能?
2年の間は何度でも再利用可能です。
一度就職をして、すぐに辞めてしまったとしても、利用期間が合計で2年間を超えていなければ、再利用できます。
初めて就労移行支援のサービスを利用して、1年間利用して就職できたとしましょう。
なので、利用する際は合計で2年間しか利用できないので考慮して利用しましょう。
サービスには利用料がかかる?
就労移行支援事業所のサービスを利用する際には利用料が発生します。
利用料には上限額がございます。
なので毎月同じ金額を支払っていれば、一回利用するといくら支払うというわけではなく、1カ月に何度通っても上限額を支払えば大丈夫ですなのです。
実際の利用額につきましては、以下の通りです。
利用者負担額表
区分 | 世帯収入の状況 | 負担上限月額 |
---|---|---|
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村民税非課税世帯 | 0円 |
一般1 | 市町村民税課税世帯(所得割16万円(注2)未満) ※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除きます(注3)。 |
9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
詳細については、参考:厚生労働省(利用者負担額)をご覧ください。
上記でご紹介している中で「生活保護受給世帯」と「市町村民税非課税世帯」は0円で通えるの?
と思う方もいらっしゃるかと思います。
サービスを利用するにあたり金銭面で必要になってくるのが
交通費や昼食費です。
就労移行事業所に通所するためには交通機関を利用することになりますので
通所するたびに交通費は必須になってきます。
昼食費も同様で毎日必要になってくる大きな出費です。
利用をしているときは収入が無いので家族や両親へ相談して交通費をサポートしてもらえるよう相談しないといけません。
金銭面ではどうしても厳しいという方もいらっしゃると思います。
しかし、就職をするためには必ずしも、出費は出てくるものです。
毎日通所したい方や金銭的に余裕のない方にとってはとても大きな手助けとなりますので、交通費などの支給がある事業所などを是非使うのが良いでしょう。
交通費や昼食費などを負担してくれる事業所をもっと詳しく知りたいという方は
最新版【大阪で交通費の支援・助成のある就労移行支援事業所3選】の記事で詳しく解説しておりますので是非お読みください。
2年間で就職できなかったら?
就労移行支援のサービスを2年間利用しても就職ができない方はいらっしゃいます。
週に3~5日の頻度で通所しており、体調面も精神面も問題ない方でも就職活動の時点で面接などで落ちてしまい、なかなか就職ができないといった方は多くいらっしゃいます。
面接スキルや、企業が必要としているスキルが足りなくて就職できないといった理由の方が多くいらっしゃいますが、その理由の他にも就職できなかった理由がございます。
体調面や精神面が悪化してしまい、通所している途中で体調を崩してしまい就労移行支援事業所に通所するのが難しくなった方。
通所し始めたころはあまり体調が良好で無い方でも就労移行支援のサポートのお陰で徐々に改善していき、就職するための準備をします。
しかし、2年間しか利用ができないという“焦り”を感じてしまい、無理をして通所日数を週5日などで増やしてしまい、
最初の方は通所出来てても気づかない内にストレスを抱えてしまっていて、ある日突然体調が悪くなってしまうといったケースも多々あります。
志望している業種・職種にこだわって絞り込んでいる。
ご自分の就きたい業種・職種を志望することはとても大事なことです。
やりたい仕事であれば長く働き続けることができるからです。
しかし、就職活動の際に就きたい業種・職種を限定しすぎてしまうと視野が狭くなり求人している企業も少ない中で探さなければならなくなり、見つかり辛くなるといったケースがございます。
期間の延長
延長期間としましては最大1年間になります。
しかし、誰しもが期間を延長できるわけではありません。
期間延長はどうすればできるの?
利用期間の延長を申請する方法は自治体にもよって少し変わってくるのですが、
個人で申請を行わずに通所している事業所の支援員に相談しましょう。
支援員であれば申請方法も知っていますので、スムーズに申請を行うことができます。
申請方法の流れ
一般的な申請方法の流れを簡単にまとめます。
※申請書の作成は事業所の支援員が作成してくれます。
提出後、自治体にて審査を行いますので審査待ちとなります。
自治体にて、審査が認められれば支給決定が行われます。
このような流れで延長の申請が行われます。
わからないことや前もって延長が必要だとわかった際には早めに支援員に相談しましょう。
期間延長に必要なこと
誰しもが期間を延長出来る訳ではないのですが、審査が少しでも認められる最小限の事をご紹介します。
しかし、これをやったからといって延長が認められるとは限りませんので、あくまで参考にしていただければと思います。
就職活動を行ってる
こちらは必ず就職活動をしているかではなく、就職を目指して行動しているかどうかになります。
就職に向けて訓練をしている方と、事業所に就職活動も何もせずただ通所をしているだけの方は延長できる可能性が大きく違います。
就職活動をしているが、面接で落ちてしまったり、スキルが足りなくて就職できなかったりと、色んな理由で就職ができない方でも、
延長に関してもっと詳しく知りたい方は就労移行支援は延長できる?でも詳しく解説しておりますので是非ご覧ください。
延長ができなかった場合は?
延長の申請をしたが審査で落ちてしまった場合は就労継続支援の利用を勧められます。
就労移行支援でのサービスだけでは就職が難しいと判断した場合は就労継続支援へ移行される方も多くいらっしゃいます。
就労継続支援ってなに?
就労継続支援とは一般就労や就労移行支援を利用したが就職できなかった方が利用できる福祉サービスのことです。
就労継続支援の中でもA型とB型があり、それぞれ内容が変わってきます。
上記の様な福祉サービスを利用できるので、
就労移行支援で2年間が終了し、延長期間も利用しても就職できなかったからといって、焦る必要はありません。
とにかく、不安な事はたくさんあるかと思いますが、都度、支援員の方に相談してサポートしてもらいましょう!
就労継続支援について気になった方、詳しく知りたい方は就労移行支援と継続支援A/B型の違いとは?を是非ご覧いただければと思います。
期間はリセットできる?
就労移行支援事業所のサービス利用期間をリセットできるはどうかは市町村によって変わってきます。
リセットが可能な市町村もあればそうでない市町村もあります。
必ずしもリセットできる訳ではないので注意しましょう。
そして、市町村に前もって早めに聞いておくようにしましょう。
期間内で就職を目指そう!
まずは2年間のサービス内で就職を目指しましょう!
ご自分のやりたい事を早く見つける事ができれば、就職に向けて何が必要か?というのがわかってきますので、訓練を積んでいけば就職は近づくでしょう。
そして出来るだけ延長期間の事を考えずに2年間しか利用できないと思って過ごしましょう。
そして延長しない為にも事業所選びから慎重に行い、体調面もしっかり整えて無理のない様、ご自分のペースで通所する様にしましょう。
まとめ
利用期間の2年間は思っているより短いです。
最悪、延長もできますが延長期間を利用したとしても3年間です。
就職をする事は簡単なことでは無いので期間内を無駄にする事なく就職しましょう。
一度就職できたがすぐに辞めてしまうと、短い期間でまた就職活動をしなくてはならないです。
すぐに辞めてしまう事がないよう、しっかりと自分がやりたい職業に就いて働き続ける事が大事なポイントです。
また、就職した職場で長く働けるように「定着支援制度」も上手く活用しましょう。
就労移行の定着支援とは?【サービス内容と定着率の高い事業所をご紹介!】の記事で定着支援についても解説しておりますので、
是非併せてお読みくださいませ。