大阪のおすすめ就労移行支援事業所
この記事では、就労移行支援事業所を『利用しても就職できない・意味がない』
や『利用したけど必要なスキルが身に付かなかった』など、
これから、就労移行支援を利用しようと考えているかたから現在利用しているが意味がない!役に立たない!といった方に向け
意味がないと言われれる背景を紐解いた上で、有効活用する方法や意味がないと感じたときの対処法についてまとめましたのでご紹介していきたいと思います。
この記事がおすすめな人
- 就労移行支援は意味がないと感じている
- 本当に意味がないのか知りたい
- 就労移行支援の利用前の不安を解消したい
- 意味がないと感じた時の対処を知りたい
就労移行支援は意味ない言われる理由は?
まず、始めに就労移行支援を利用された方で、「役に立たなかった」「無駄だった」「意味がなかった」と言う方のほとんどは、通所を行なったにもかかわらず最終的に就職する事ができなかった…
納得のいく結果を得られなかった
通所後トラブルになった
など、何らかの不満が起こった結果だと言えます。
中でも、通所を決めてから学習のレベルや環境・体調やサポート内容・立地などの通いづらさや時間の制約に気付き、納得がいかない、時間を無駄にしたといったケースが最も多いです。
また、これらの意味がないと感じるケースは人により様々です。
ですからこの記事ではその具体的な理由について触れていきたいと思います。
就労移行支援を利用する目的が決まらない!

就労移行支援を利用してる目的がいつまで立っても決まらない!!
就労移行支援を利用される方の中には、はじめはその目的を探したい
自分がどうなりたいかわからない!という方が多くおられます。
大抵の就労移行支援の事業所では、通所を始める利用者さまと通所の最初の段階でどのような業種に就きたいのか?
通所をして何を学びたいのか?といった相談を支援職員や相談支援専門員の方などと決めていきます。
それらの、就労移行支援を利用する上での目的を明確にする事でご自身のやりたいことや価値観・大切にしている事を自覚し
それぞれの目標に向かって、学びたい事や就職プランを見つけていくでしょう。
ですから、まず目標が決められずに通い続けるという事で不安を感じてしまい
これらの経験をした人から「就労移行支援は通っても意味がない」という声に変わってしまうという背景があります。
就労移行支援で学べる技術水準が低かった
ネット良く見かける評判では、学べる技術の水準が低かった納得行かなかったという声がとても多くあります。
具体的には、インターネットやSNS、実際に体験・通所を行っていた方によると
訓練プログラムの中にある講座を受けてもレベルが低くて就職に活かせなかった!
もっと専門的に学習したいのに身にならない!
といった内容になります。
もちろん、基礎から順を追って職業訓練が行えるのは勉強が苦手で基礎から学びたいという方にはとても重要なことであり、
基礎から学ぶという、事自体は悪いことではないのですが
より専門性のありレベルの高い学習をして就職に繋げたいという方もたくさん中いらっしゃいますので
これらの、「学習レベルが満足行くものではなかった」というところが、就労移行支援事業所は意味がないと言われる理由の一つとして挙げられます。
就労移行支援の学習環境が整っていない!
次にあげられる理由は、
先ほど、上記でご紹介させていただいた就職に向けての専門スキル習得を行う上での環境が整っていないという就労移行支援事業所で発生する問題です
例えば、具体的な例で言うと
・資格を持った支援員があまり在籍してなくて
学習が思うように進まなかった!・専用ソフトや資料・テキストの準備が不十分であった
などが挙げられます。
学習していて分からないことがあっても知識をあまり持っていない支援員が多く在籍していたり、
学習をする環境やソフトがあまり整っていなければ就職活動をする上でスキルがない状況で挑まなければならなくなり、中々就職ができないといった声が多くあります。
より高い技術へ対応できる講師が在籍しており、専用のカリキュラムがあり
そもそも、専門知識の学習ができる就労移行支援自体が珍しく、特別な資格を持った支援員が数多く在籍している事業所はさらに少ないかと思います。
ですから、事業所を選ぶ際に環境の確認を怠ってしまうと「就労移行支援は意味がない」となってしまうので気を付けたいところです。
就労支援員が障害や症状への理解が乏しい
就労移行支援事業所には精神疾患や病気をもって就職するのが難しいといった方がほとんどです。
そういった方が通所するにあたり、自分の病気や症状に対して
支援員が理解が乏しく相談してもあまり解決にならない答えが返ってきたり、自分は精一杯やっているのに
わかってもらえなかったりして事業所を辞めていくという方もいらっしゃいます。
精神的に苦しい時に、それを理解して相談に乗ってくれる支援員が在籍していれば
少しは自信がついて、安心して通所できるはずなのに
誰も相談に乗ってくれず、通所し続けても悪化していくばかりです、
また、民間とはいえ精神や障害を対象とした施設ですから利用される方の障害や病気の特性を理解できずに支援を行えば、
通所はもちろん就職だって難しいのではないでしょうか!?
そんな時は早めに判断して、実際に支援する側に直接申し出てみるかどうしてもうまくいかない場合は早々に事業所の変更を事業所をするべきでしょう。
後述にもございますが、就労移行支援に通えるのは2年間だけです。事業所を変えたとしてもこれは引き継がれてしまうため注意が必要です。
まずはそうならない為にも、通所する前の段階で
事前にネットで調べたり、見学のタイミングで自分がどんな病気を持っていて
苦手なことは何のか、得意なことはなんなのか、等を詳しく説明し
相談してくれる相手はいるのかなどをリスニングしてください。
就労移行は2年間で利用期間が終了する
就労移行支援事業所のサービスを利用できるのは原則2年間です。
2年間の間で自信に就職をするスキルを身につけて社会に出るのが基本です。
2年間もサービスを利用できるという考えでは無く、2年間しか利用できないと考えて下さい。
就労移行支援を2年以上利用することは原則不可です。一度利用をやめて数年経って再度利用したときも、就労移行支援事業所を別の事業所に変えたときも、利用した期間は原則リセットされません。
自治体によっては申請をして審査が通れば延長できる可能性もありますが、原則は2年です。
2年間しか利用ができないので、自分に合わなかった就労移行支援事業所に通い続けても時間が勿体ないだけです。
但し
実際に支援を行っていた支援員によると、期間内に就職や社会復帰が難しい!
だけど、あと少しあれば就職または生活リズムや対人スキルなどが安定する!
というような場合は、自治体に相談し最大1年間は延長できる事があるのだそうです。
ですがこれらは、あくまで例外で
可能な限り一回目の利用で自分のやりたいことを探して就職できる事業所を選べるのが一番いいのです。
就労移行支援との相性が合わなかった
対人面や待遇面・サポート面など、就労移行支援事業所そのものとご本人との相性がそもそも合わなかったという事も意味がないと言われる理由。
先程もご説明しましたが利用可能な期間は2年間です。
事業所が合わなくて就職できなかった。といった声もたくさん上がっています。
それでは事業所がどのように合わないのか、ご紹介していきます。
支援内容や面談・体験時の話と違う【想像と違った】
就労移行支援事業所を選ぶ際にネットでホームページを見るのがほとんどだと思います。
ホームページに書いてある内容は基本的に事業所の良い特徴が記載されております。
また、ホームページでサービス内容などを見て事業所のサービス内容が気になってそのまま通所したら、ホームページに記載されていた内容と少し違っていてトラブルになってしまったというケースも多数あります。
勿論、大体の就労移行支援事業所はホームページに記載されている情報・内容のままのサービスを実施しております。
しかし、事業所側が思っているサービスと利用者側の思っているサービスの相違があって
トラブルになったりします。
就労支援員との相性が合わない【対人面の不満】
事業所の学習する環境は問題なかったが、支援員の愛想が悪かった 対応が嫌だった 人として合わなかったなどの理由で通所するのが嫌になり事業所を辞めてしまったという声が見受けられました。
支援員が優しいというのは大事なことですが、一番大事なのは支援員がどれだけ親身になって一人一人の就職に向けてサポートをしてくれるかです。
多い方は毎日就労移行支援事業所を通所するので、支援員の愛想や態度が悪ければ誰だって通所するのが嫌になりますよね。
精神疾患などでメンタルが不調になり話を聞いてもらいたい!1人ではどうしても解決できないというようなことは沢山ありますよね?
その中で支援員が寄り添うことによって二人三脚で取り組んでいくことによって技術面でも精神面でもより就職に近づけるでしょう。
通所費用など金銭面が厳しい【交通費や生活費が厳しい】
就労移行支援事業所に通所している間は基本的に収入はございません。
金銭面が理由で就労移行支援事業所を通所できない方もいらっしゃいます。
いざ、就労移行支援のサポートを利用しようと決断し
ネットなどで探して、良い印象を持った事業所を見つけて
第一歩を踏み出そうという気持ちになっても
大きな問題が金銭面だと思います。
ご自分の貯金を切り崩して交通費を払って生活するのか、
あるいは国からの補助金で払って生活していくのか?
悩んだ末に出た結果が就労移行支援を利用するのを辞める。
と言った答えにたどり着き、あきらめてしまう。という方もいらっしゃいます。
利用する前は、通所するのにお住まいの地域の自治体より補助金が出て
料金はいらないだろうと思っている方も少なくありません。
ですが、実際には就労移行支援を利用する際の「交通費」や「昼食」については
自己負担とされていますので、いざ通い始めても金銭的に余裕がなく
就職活動に集中できず辞めてしまうといったケースも少なくありません。
これらが原因で、「現在収入がないから、就職するために通いたい」でも、自己負担があしかせになってそもそも通所が負担である。
結局、就労移行支援って役に立たないと言う不満につながってくるのではないでしょうか?
但し、交通費や昼食などの、支援制度を行っている事業所などを選ぶことが出来ていればこれらの問題は解決できたのかもしれません!
就労移行支援の施設外就労で働いても工賃が出ない?
就労移行支援支援のサービスの中で施設外就労というサービスを行っている場合がございます。
これは実際の就職に1番近い形で数日間仕事の体験をします。
決まった時間に出社して決まった時間に帰る。
そして決まった仕事をする。といった内容でほとんど労働するのと変わりはありません。
しかし体験なので働いてもその分の工賃は発生しません。
働いたのになぜ?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、あくまでも施設外就労で体験するといった形で働くので工賃はでないのです。
なので基本的には通所してる間は収入はございません。
就労移行利用中はアルバイトができない
通所している間はバイトをしてはいけません。
まず、就労移行支援を利用する理由で就職したいけれどできないといった方が通う所なのでバイトはできないと思います。
バイトをする際は雇用契約を結んで働きますので住民税を決める作業の段階で収入があってすぐにバレてしまいます。
バイトをしているのがバレると就労移行支援のサービスを利用できなくなります。
収入が無く、アルバイトをしたいという気持ちもわかりますが、バレて利用できなくなって就職が遠のいていくという事にならないよう隠れてバイトは辞めましょう。
稀に自治体によってはバイトを許可してくれるケースもございますので一度自治体に相談するのもいいかと思います。
闇がある就労移行支援に通ってしまった
大阪府の調査によると、行政により指定取り消し処分を受けた障害福祉サービスの中で
年間に1〜2件程は不正請求などの悪質な手段で運営を行なっているという結果が出ています。
これらが多いか少ないかは、人それぞれ感じ方は違いますが「少なくとも0ではない」という事が以下のデータによってもわかるので
これらの運営を行なっていた事業所に通っていてしまった場合、意味がないどころか利用されたと感じる事も致し方ありません。
但し、やはりこのような不正を行なっていた就労支援サービス事業所には厳格な罰が課せられ。
もちろん開設するには厳しい審査のもと、許認可という国からの許可も必要とされるため
比較的このような事業所が頻繁には出てきづらい事業形態なのでないかと筆者は考えております。
とはいえ、これらの事実も受け止めた上でしっかりと自分の目で見て事業所を選ぶことを心がけましょう。
就労移行の闇について気になる方は、こちらの
でも詳しく解説しております。
就労移行支援は意味がないとならないために【対処法を解説】
これまで就労移行支援は役に立たないという理由をいくつかご紹介してきました。
結論から言うと、対策はたった一つ!!
自分に合った就労移行支援事業所をしっかりと吟味し、慎重に選ぶ事です。
実際に意味がない・役に立たないと思った方は皆さん、事業所に不満があった方々です。
事業所選びに失敗してしまい、自分の思っていたサービスを受けれなくて就職ができない。
なので就労移行支援は役に立たない・意味がないという結果になってしまった訳です。
そこで、ここからは就労移行支援事業所を通所するにあたり、失敗しないための解決策をいくつかご紹介していきたいと思います。
自分の目的に合った学習ができる就労移行支援を探す
まずはホームページを見てどんな学習ができるのかをチャックします。
学習の内容が自分に合っていれば事業所に問い合わせてみましょう。
大事なのはここからです。
実際に行って見学することが可能です。
その場で支援員の方との相談の場も設けられます。
相談機会が訪れたら必ず!ご自身のレベルで学習ができるのかを聞きましょう。
学習できる内容をご自身でも把握しましょう。
その際に学習環境も一緒に確認しておきましょう。
一人一人にPCを貸し出してくれる事業所などもございますので
集中したい方などはおすすめです!
学習面は特に将来にかかわってくる重要なことなので
しっかりと話し合いをして、お互いの考えが合えば
間違いなく、失敗はしないでしょう。
ネットの口コミや評判なども参考に
現在、ネットを見れば事業所に実際に通っていた方が口コミなどで事業所の良かったところ、悪かったところをそれぞれ書いています。
その中にには『支援員の接し方がどうだったか』『事業所の雰囲気はどうだったか』なども書いてありますのでしっかり確認しましょう。
口コミや評判は参考になるので、見学などに行った時では
あまり支援員の様子はわかりません。
実際に通所した方の声は貴重なので、事前にチェックしておきましょう。
※ただしあくまでネットの評判は個人の感想です。
その人が合わなかったから、自分も合わないとは限りませんので
必ず確認した上で、体験や見学を行い決定的な判断は自分で決めるようにしましょう。
金銭面の解決方法【学習費用や交通費をサポートが就労移行支援を選ぶ】
金銭面は通所するにあたり少なからず必要になってきます。
交通費が毎日重なると、生活が苦しくなってしまったり
身内に支払ってもらうのが心苦しいなど
理由はたくさんあるかと思います。
勿論、家族や両親の支援をしてもらうのはとても大切なことです。
就職してから恩返しできれば大丈夫です。
それでも金銭面が厳しい方は
出来るだけ自宅に近い事業所を選ぶという方法があります。
近ければ近いほど交通費は減少します。
そのほかの方法としましては、交通費や昼食費を負担してくれる事業所もございます。
『上限〇〇円まで負担』や『全額負担』してくれる事業所も少ないですがございます。
そういった事業所を選べば、金銭面を気にすることなく通所ができるので
ストレスもなくなるかと思います。
金銭面もとても大事なことなので、事業所に問い合わせた際には要確認するようにしましょう。
就職実績のある就労移行支援事業所を選ぶ
ネットで就労移行支援事業所を探している方は事業所の色んな特徴に注目して
探しているかと思います。
その中でも各事業所の強みを出せるところは就職率です。
年間何名の方が就職したかは大体トップページに大きく乗っています。
就職率が高い=人気もしくは満足度が高いと言えるでしょう。
何かに特化している事業所を探しながら
就職率も視野に入れながら事業所を探すのも
後悔しないための1つのポイントだと言えるでしょう。
また、更に詳しく就職できるのか?について知りたいという方は
【本当に就職できるの?】就労移行支援事業所の就職実績で比較!!の記事も合わせてお読みください。
まとめ
これまで就労移行支援事業所を利用する上で役に立たないといった声がネットに多く上がっていて、どのような理由で役に立たないのかをいくつかご紹介してきました。
役に立つ、役に立たないというのは個人の感想なので絶対に役に立たないと言う訳ではありません。
サービスを利用して就職できている方はたくさんいらっしゃいます。
就職できた方たちはしっかりと自分に合った事業所を選び、自分に合った学習に取り込めたから就職できたんだと思います。
通所していて途中で嫌なこと不安なこともあるかと思います。
しかし嫌な事があっても少々のことは我慢する事も大事です。
就職してからも嫌なことはでてきます。
嫌なことを乗り越えて行くのも長く働き続けるための重要なことです。
もしひとりで解決できないようなことであれば
支援員に相談してみてください。
相談したことによって解決でき
将来が大きく変わってくるかもしれません。
役に立たないと思わないよう、そして通所してからトラブルにならない様、
ご自身でしっかりと事業所を選んで判断して下さい。