福祉制度について

就労支援施設とは!?【移行支援・継続支援a型・b型の違いと人気の事業所紹介】

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

大阪のおすすめ就労移行支援事業所

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日本最大手の就労移行支援

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\ この記事の監修者 /
この記事の監修者:中西 安香音/社会福祉士
大阪府で「社会福祉士」として障害福祉の現場に従事しています。日常的な支援経験から障害のある方のお悩みや福祉制度について詳しく解説していきます。

精神障害や難病などがある方にとって、就労は大きな課題となります。

国が定める「就労支援施設」にはそれぞれ、利用目的や利用対象者などが異なります。

就労支援施設と呼ばれるものは、詳しくは後述しますが

  • 自立訓練施設
  • 就労移行支援事業所
  • 就労継続支援
  • 就労定着支援

など、複数の施設が該当します。

ご自身の、障害や症状に加えそれぞれの目的や環境によってもピッタリの施設が異なります。

そこで、今回は精神障害や発達障害・身体障害や難病などがあり就労に課題を抱えている方が、最も多く利用されている就労支援施設

就労移行支援・就労継続支援A型・就労継続支援B型に絞って、これら全3種類の違いを分かりやすく解説させて頂き、

大阪にあるおすすめの就労支援施設一覧も一部紹介させて頂きますので
是非、ご自身にあった事業所選びにお役立て下さいませ。

目次
  1. 厚生労働省が定める障害者向け「就労支援施設」とは?
  2. 【就労移行支援事業所】一般就労を目的に必要な知識や能力を身に付ける就労支援施設
  3. 【就労継続支援A型】雇用契約を結び働きながら社会復帰を目指す就労支援施設
  4. 【就労継続支援B型】雇用契約を結ぶ事なく工賃という形で働く事が可能な施設
  5. 就労支援施設の違いや注意点は何?
  6. まとめ

厚生労働省が定める障害者向け「就労支援施設」とは?

 

厚生労働省の定める就労支援施設とは、障害のある方の働くに注目し知識や能力を向上や一般就労への参加を促す施設となります。

主に、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害などの方の利用が最も多くこのサービスは

「障害者総合支援法」に基づき(身体障害、難病や精神障害)を含む障害のある方が一般就労を目的とし利用対象となる障害福祉サービスの事です。

対象者や目的は施設により異なりますが、主に障害のある方の就労や自立訓練などにスポットを当てた雇用を支援する施設を指します。

また、国の定める就労支援施設には

  • 自立訓練(機能訓練)
  • 自立訓練(生活訓練)
  • 就労移行支援
  • 就労継続支援(A型)
  • 就労継続支援(B型)
  • 就労定着支援

など、就労系と言われる就労支援施設には以上のようなものがございます。

就労に特化した3種類の就労支援施設を紹介!【就労移行支援・就労継続支援A型・就労継続支援B型】

就労移行支援、就労継続支援a型、就労継続支援b型

上記で紹介した厚生労働省が定めた「就労支援施設」の中でも、

今回は、障害があり就労が難しいとされる方を対象に一般就労などに向けてサポートが受けられる就労支援施設を全部で三種類ご紹介いたします。

  • 一般就労を目指す【就労移行支援】
  • 一般就労に近い環境で雇用契約を結ぶ【就労継続支援A型】
  • 雇用契約を結ぶのが難しい方に向けた条件付き就労【就労継続支援B型】

の3つの就労支援施設についてご紹介させて頂きます。

就労支援施設で行われる具体的な就労支援活動とは?

上記で紹介した通り、障害や病気があり一般企業での就労が難しいとされる人を対象とした福祉サービスである就労支援施設では主に。

就労を行うために必要とされる知識や能力の向上や、障害特性などに対する課題解決を主な目的に様々な訓練を行います。

これらのサービスは、障害のある人の日常生活および社会生活を総合的に支援することを目的とした「障害者総合支援法」に基づき提供されるものでありしっかりと法的根拠のもとに定めされた福祉サービスとなります。

就労支援施設は精神障害でも利用できる?【精神障害者手帳3級でも利用可能】

就労支援施設の利用において、「うつ病」「適応障害」などで一時的に休職を余儀なくされている方などから

「私は利用対象となりますか?」「精神障害者手帳3級なんですが利用できますか?」

と言った声を非常に多くいただきます。

結論から言うと!

精神障害の方が就労支援施設の利用はもちろん可能でありむしろ最適とも言えます。

 

なぜ、精神障害の方の利用は最適と言えるかというと

例えば「精神障害者手帳3級」であれば中には日常生活は自発的に問題なく行えている。

と言う方も多くいらっしゃいます。

 

このような方であれば、就労継続支援b型やa型(作業所)での作業はもちろんの事、それらの状況次第では一般就労も目指すことが出来ると考えられます。

さらには、就労移行支援事業所においては精神障害の方を主に利用の対象としているケースが多く、休職からの職場復帰を目的としたリワークや、スキルアップやキャリアアップを目的とした様々な学習サポートが充実しています。

ですからとりわけ、就労支援施設と呼ばれる施設の利用層にはなんらかの精神障害の方であるケースも多く、精神疾患における幅広い特性の方に利用されていると言えます。

 

【就労移行支援事業所】一般就労を目的に必要な知識や能力を身に付ける就労支援施設

就労移行支援事業所と呼ばれる就労支援施設は、主に「就労を希望し一般企業への就労が可能と見込まれる障害のある方」に向けた就労支援施設の名称です。

新たな職業技能を身につけて、新しい分野への就職を目指す人

就労移行支援事業所とは?(一般の就職を目指し技能を訓練する施設)

就職に必要な知識や能力に加え、生活機能や自立訓練を行い「就労前の準備を行う」職業訓練校のような就労支援施設です。

また、障害者雇用においては就職活動の支援や適性に応じた求人の開拓なども行い

職種技能の訓練に加えて、就職後も長く働くための職場定着に必要な「就労定着支援」という相談や企業間と連携などの支援を行う就労支援施設となります。

就労移行支援事業所の利用目的

  • 就職に必要な知識や能力などの取得
  • 生活機能や自立能力の向上
  • 一般企業への就労を目指した就職活動

障害者雇用枠での就職のみならず、一般枠での就労など就労訓練を経て社会復帰が可能と見込まれるとされる方に対して

利用を通して一般企業への正規雇用や一般枠での就労を行うケースなどのある社会復帰や「一般就労を目指す目的で利用する」就労支援施設であり。

一般就労を希望される精神障害などで休職中の方が、就労前に職業訓練を行う就労支援サービスとなります。

就労移行支援の利用対象者は?

就労移行支援の対象者

就労移行支援事業所の利用対象者は以下の通りです。

【利用対象者】
  • 就労を希望する18歳〜65歳未満の障害があり、一般企業への就労が可能と見込まれる者。
  • 単独で就労する事が困難であり、就労に必要な知識及び技術の習得若しくは就労先の紹介その他の支援が必要な者
  • 現在、休職中であり就労を行なっていない者※2

※1 精神障害・身体障害・難病などの診断を医師より受けている方
※2 現在雇用契約を行っていない者(アルバイト・パート含む)

就労移行支援の利用料金(費用は?)

就労移行支援事業所には利用者負担額があり

前年度の所得や世帯の収入区分により以下の利用者負担額が発生する場合がございます。

【利用者負担額表】
区分 世帯収入の状況 負担上限月額
生活保護 生活保護受給世帯 0円
低所得 市町村民税非課税世帯 0円
一般1 市町村民税課税世帯(所得割16万円(注2)未満)
※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除きます(注3)。
9,300円
一般2 上記以外 37,200円
その他にも交通費や昼食費などの費用が必要

就労移行支援事業所を利用する上で発生する、公共の交通機関などの「交通費」や「昼食」などの費用は原則自己負担となります。

大阪の就労移行支援の中には、交通費や昼食を支給してくれる就労移行支援事業所も御座います

大阪の就労移行支援事業所3選

実際に大阪にある「就労移行支援事業所」を一部ご紹介していきます。

LITALICOワークス

リタリコワークス
おすすめポイント 業界最大手の就労移行支援事業所であり、安定した支援が受けられる。
大阪の店舗数 4店舗
事業所の場所 梅田・新大阪・大阪京橋・心斎橋・なんば・天王寺・枚方・高槻

口コミ・評判リタリコ公式ページ

就労移行支援事業所WithYou

就労移行支援事業所WithYou
おすすめポイント 未経験からでもプロを目指せる専門講師を招いた学習スタイルと交通費全額支給などによるサポート体制を完備
大阪の店舗数 4店舗
事業所の場所 梅田・扇町・堺筋・本町

口コミ・評判Withyou公式ページ

就労移行支援CONNECT(こねくと)

就労移行支援事業所こねくと
おすすめポイント 発達障害の方の支援に力をいれている。運営元は難関大学受験予備校を行っており「目標達成に導くノウハウ」を元に支援を行っている。
大阪の店舗数 6店舗
事業所のアクセス 【梅田事業所】
JR大阪駅 徒歩4分
地下鉄東梅田駅 徒歩3分
地下鉄西梅田駅 徒歩3分
JR北新地駅 徒歩1分【新大阪事業所】
JR新大阪駅・地下鉄御堂筋線 新大阪駅 徒歩3分
阪急電鉄 南方駅 徒歩5分【天王寺事業所】
【なんば事業所】
【枚方事業所】
【豊中事業所】

こねくと公式ページ

【就労継続支援A型】雇用契約を結び働きながら社会復帰を目指す就労支援施設

就労継続支援A型は、事業所と雇用契約を結び工賃を貰いながら

実際の職場環境で一般就労に向け働く為の練習が出来る事業所となります。

働きながら一般就労を目指したい方は就労継続支援A型

就労継続支援A型は就労移行支援事業所などを経て、障害者雇用や一般雇用が現状難しいという方や

実際の障害者枠での雇用よりも更に配慮の受けられる環境で働きながら社会復帰を目指す就労支援施設となります。

就労継続支援A型の利用目的

目的としては、前述で紹介した就労移行支援事業所と同様で
「一般就労」などの社会復帰に向けた訓練を目的とし利用されます。

就労継続支援A型の対象者は?

A型事業所の利用対象者は以下のようになります。

  • 18~65歳未満の方
  • 雇用契約に基づき継続的に働く事が可能な方
  • 障害・難病をお持ちの方(精神・知的・発達・身体)

継続支援A型の事業内容

働きながら一般就労を目指すための就労支援施設である
「就労継続支援事業所A型」では、一般的に以下のような業務が行われる事が多いです。

  • パソコンによるデータ入力代行業務
  • カフェやレストランなどのホールスタッフ
  • ビーズやパッキングの用な軽作業
  • ポスティングなどの代行業務
  • ネットオークション作業や出品代行

など、継続支援A型事業所により様々な業務を行っているケースがありますが、一般的な業務内容は上記のようになります。

大阪の就労継続支援A型3選

それでは、実際に大阪府にある就労継続支援事業所A型の事業所をいくつか紹介していきます。

就労継続支援ベストライフ

就労継続支援ベストライフ
おすすめポイント 最低賃金1,000円と他の事業所より高い水準で賃金が支払われる上、衣装作成など興味のある方はおすすめ。
事業所の場所 大阪日本橋
作業内容 データ入力、ポスティング、衣装作成

ベストライフ公式ページ

フライングポニー

フライングポニー
おすすめポイント 動画編集・画像編集・SNS投稿 などのPC作業に特化した就労継続支援A型・B型事業所。
事業所の場所 西区肥後橋
作業内容 動画編集・SNS運用・グラフィックデザイン

フライングポニー公式ページ

イオンサポート

イオンサポート
おすすめポイント 「毎日来たくなるような明るい職場づくり」がコンセプトの一人一人に寄り添ったサポート体制がポイントのA型事業所
事業所の場所 中央区本町
作業内容 ポスティング・チラシ折込・PCデータ入力作業

イオンサポート公式ページ

【就労継続支援B型】雇用契約を結ぶ事なく工賃という形で働く事が可能な施設

就労継続支援B型は、事業形態においてはa型とよく似ていますが事業所と雇用契約を結ぶことなく工賃を貰いながら

A型同様職場復帰や就労向け働く事が出来る事業所となります。

また、事業所によっては送迎を行っている施設も多数ございます。

雇用契約が難しく働き方に制限のある方が利用する就労継続支援B型

就労継続支援B型は、A型同様就労移行支援事業所などを経て、障害者雇用や一般雇用が現状難しいという方や

A型事業所よりも更に配慮の受けられる環境で働きながら社会復帰を目指したり、仕事のやりがいを感じる事ができる就労支援施設となります。

また、上記でも記載したように事業所側と雇用契約を結ぶことなく利用するというのが一番の特徴となります。

就労継続支援B型の利用目的

b型事業所の利用目的は、就労継続支援A型と同様「一般就労」などの社会復帰に向けた訓練を目的とし利用されます。

また、作業に取り組む事でメンタル面の安定や心の平穏を満たすといった意味でも利用されるケースが非常に多いと言えます。

B型の対象者

B型事業所の利用対象者は以下のようになります。

  • 就労経験があり年齢や体力の面で一般企業の雇用が難しい方
  • 50歳に達している方、または障害基礎年金一級受給者
  • 就労移行支援事業者等によるアセスメントにより、就労面にかかわる課題等の把握が行われている方

継続支援B型の事業内容

配慮を受けながら働き、一般就労や社会復帰を目指し利用される就労支援施設といえる。
「就労継続支援事業所B型」では、一般的に以下のような業務が行われる事が多いです。

  • ビーズやパッキングの用な手工芸
  • クリーニングや清掃
  • 部品加工や製造
  • パンやクッキーなどの製造や農業
  • ネットオークション作業や出品代行

など、障害や病気の特性に配慮しながら様々な内容の作業が行われます。

大阪の就労継続支援B型4選

では、実際に大阪府や大阪市内にある人気の就労継続支援事業所b型の事業所も紹介していきます。

また、大阪府で工賃別や人気の作業など行なっているb型事業所を知りたい方は下記の記事もあわせてお読みください♪

cooon works

就労継続支援COOON WORKS

cooon worksは経済性の自立をテーマにパソコンの作業を中心に、デザイン
などを行います。
データ入力はもちろんの事、実際にコーヒーショップにコーヒー豆を届けるために欠点豆を取り除く細かな作業もございます。
3Dモデリングと言ったバーチャル空間で自分が加工したキャラクターをゲームで動かすことが出来たりとても現代的な体験もできます。

作業内容 ・3Dモデリング
・ライティング・データ作業
・コーヒー豆のハンドピック作業
・クラウドファンディング画像制作
工賃 記載なし(直接お問い合わせ必要)
アクセス 〒550-0005
大阪府大阪市西区西本町1丁目14-24
メゾンサンライズ201号本町駅  徒歩10分
阿波座駅 徒歩8分
営業時間 平 日 : 9:30 ~ 18:00
土日祝 : 状況に応じて営業しております。
開所時間
月曜日~金曜日10:00~15:30
(水曜日は10:00 ~ 12:00)
土日祝 : 状況に応じて営業しております。
TEL 06-6536-1800

 COOON WORKSの公式ページ

ユアライフ新大阪

ユアライフ
おすすめポイント 施設内・施設外・在宅と状況にあった就労のスタイルが選べる。イラストやデザインなども体験でき仕事と遊びが充実している
事業所の場所 新大阪
作業内容 パソコン作業・イラスト・ハンドメイド

ユアライフ公式ページ

就労支援B型事業所わかば

わかば
おすすめポイント 鍼灸師、柔道整復師、看護師など医療系スタッフがいる為身体・精神ともに安心して通所できる。花や植物が好きな方や身体的サポートが必要な方におすすめ
事業所の場所 西淀川区御幣島
作業内容 ドライフラワー作成販売・家具の修理や販売・ストレッチ技術の習得・コーヒーの販売接客

わかば公式ページ

就労継続支援B型ひまわり作業所

ひまわり作業所
おすすめポイント 精神・知的障害に特化したNPO法人運営の就労継続支援B型事業所であり、業界30年のベテラン事業所で安心
事業所の場所 大阪府住之江区
作業内容 テープ止めなどの軽作業・商品の包装・ネットショッピングの発送代行業務

ひまわり公式ページ

就労支援施設の違いや注意点は何?

就労支援施設である「就労移行支援」「就労継続支援A型」「就労継続支援B型」についてご紹介しましたが

見比べて頂ければ違いはおわり頂けるかと思います。
ただ、他にも留意しておくべき事項やわかりにくいポイントはたくさんございます。

この項では、よくある疑問点や注意点その他のポイントについて改めて触れて行きたいと思います。

就労移行支援と就労継続支援は何が違う?

上記で紹介した【就労移行支援】と【継続支援(A型・B型)】の違いは大きく分けて

  • 利用の目的
  • 賃金(工賃)の有無
  • 利用条件
  • 利用期間の制限

がこれらの違いで最も異なる部分となります。

就労移行支援と就労継続支援の利用目的の違いは?

まず、始めに「移行支援」と「継続支援」の目的の違いについてですが

就労移行支援
(一般就労に向け働く前に利用する就労支援施設)
就労継続支援
(一般就労が難く”働きながら”自立訓練を行う施設)

となり、つまりは利用対象者の「就労可能状態」に合わせてどちらを利用するべきか変わってきます。

移行支援と継続支援では賃金の有無が違う

利用目的の通り賃金の有無についても大きく違って来ます。

就労移行支援
原則:工賃(給料)の支給なし
就労継続支援
A型:最低賃金以上の給料支給あり
B型:工賃の支給あり

上記の通り就労移行支援事業所は一般就労目的としているため、

原則は賃金(工賃)の支払いはありません。

※就労移行支援事業所によっては、工賃作業を行っている事業所も御座います。

就労継続支援A型とB型は何が違う?

働きながら訓練を行う、就労継続支援A型とB型の違いは利用される方の身体的・精神的状態によってどちらを選択するかで別れます。

就労継続支援A型の場合

就労継続支援
【A型】
雇用契約に基づき就労として扱われる為、社会保障により最低賃金以下の給料が支払われる事はありません。

就労継続支援B型の場合

就労継続支援
【B型】
雇用契約は結ばず社会保障対象外であり、「給料」ではなく「工賃」という名目で支払われます。

このように利用する事業所側と雇用契約を結ぶかどうかという部分が大きな違いとなります。

就労支援施設は精神疾患でも利用できる!?

適応障害やうつ病、発達障害などでも利用可能!

障害者就労支援施設と聞くと、つい重い障害や病気を抱えている方のみが利用されているイメージが強いと思いますが

これらの就労支援施設のサービスを利用されているのは必ずしも、重度の方とは限りません!

とくに、最近問題となっている「適応障害」や「うつ」「発達障害」などであれば、一般的によくあるケースで

前職での、過労やパワハラなどのストレスが原因で離職しそれ以来不調を来していたり、職場に復帰できない状態が続いている場合など

精神科を受診され、診断された結果「適応障害」や「うつ病」または、働き辛さの原因として大人になってから「発達障害」と診断を受けたという方がたくさんいらっしゃいます。

ですから、必ずしもご自身はサービスの対象外ではなく
精神疾患などの心の病でも、医師による診断さえあれば就労支援施設の利用は可能
ですので、

是非気になるサービスがあれば一度相談してみましょう。

まとめ

今回は、障害や持病のある方の就労に向け利用される就労支援施設である

就労移行支援
就労継続支援A型
就労継続支援B型
の3つの就労支援施設の種類を開設させて頂きました。

それぞれの目的や症状や障害に合った、就労支援施設を選ぶことで就労がより充実しますので是非気になる施設がありましたら

一度問い合わせてみましょう。

他にも、継続支援と就労移行支援の違いについては

の記事でも詳しく解説しておりますので、是非ご活用くださいませ。