この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。
大阪のおすすめ就労移行支援事業所
奈良県には多くの就労移行支援事業所が存在します。
そんな中で、この記事では奈良県にある筆者がおすすめする就労移行支援事業所をご紹介していこうと思います。
就労移行支援事業所がいくつもある為、これから就労移行支援のサービスの利用を考えている方は、どこの事業所を選ぶべきかとても迷うかと思います。
そんな時、事業所選びを適当にしてしまうと、失敗してしまう可能性が高くなります。
事業所選びはとても重要な事だったりするので、事業所選びに失敗しないポイントなども解説していきたいと思います。
他にも、就労移行支援のサービス内容であったり、就労移行支援のサービスを利用する前に知っておいた方が良い事なども合わせてご紹介していきますので、是非最後にまでご覧ください。
就労移行支援事業所を選ぶ時に失敗しないポイント5選

それでは早速、就労移行支援事業所の選び方について、『事業所選びに失敗しない為のポイント』をご紹介していきたいと思います。
これから事業所を探す方などはこれから紹介する事を参考にして頂き、事業所を選んでいただければと思います。
通い続けれる立地(事業所のアクセス面)
事前に確認する事の1つとして、就労移行支援事業所がどこにあるのかを確認するようにしましょう。
例えば、自宅から距離が遠く買ったり、何度も乗り換えをしなければならなかったり、最寄りの駅から距離がある・バスに乗らなければならない。
などと言った事になると利用するのが大変ですよね。
就労移行支援を利用する方の多くは就職を意識する段階で週に5日間程、事業所を通所します。
毎日通う事を考えると、遠すぎたり歩く距離が長かったりすると、通所するだけで疲れてしまいます。
利用した初めの頃は元気で調子が良くても、気づかない内にストレスとなり体調を崩してしまうケースも少なくありません。
なので、事前に事業所のアクセス面・立地を確認して毎日でも通い続けれるかどうかを判断するようにしましょう。
就労移行支援事業所の口コミと評価
就労移行支援のようなサービス業には欠かせないのが、ネット上で書き込まれている口コミや評価です。
この口コミ・評価で事業所のイメージが変わってくるので、大きな影響を与えます。
基本的には実際に事業所を利用した方が利用した感想などを書き込んでいます。
なので、サービス内容や事業所の雰囲気・事業所スタッフの接し方など、感じたことを書き込んでいるので良かった点・悪かった点の両方が書き込まれているので両方の口コミ内容を確認するようにしましょう。
就職実績がある事業所を必ず選ぶ
就労移行支援事業所には、就職実績と言うものがございます。
この就職実績が高ければ高いほど、サービス内容が良く、就職者数が多い事業所と比例しているでしょう。
就職実績は主に、
■就職者数(累計または年毎)
■就職先の企業・業種
■就職後、定着率
などがあります。
人気の事業所であったり、大手の事業所はこの就職実績が高い傾向にあります。
実績が低すぎる事業所だと、サービス内容に何か問題がある可能性も高くなってきますので、できるだけ就職実績が高い事業所を選ぶようにしましょう。
移行支援のプログラム内容が自分と合っているか
就労移行支援事業所によっては学べるプログラムやカリキュラムは少し違ってきます。
就労移行支援で行われているプログラムと言えば、基本的にPC基礎スキルやビジネスマナーなどの就職に役立つものになります。
しかし、最近流行っているプログラミングやWebデザインなどのITスキルを学ぶ事の出来る事業所や事務仕事に必要な簿記や会計などの経理に特化している事業所などが増えてきています。
自分が将来就きたい職業窓が明確に決まっているのであれば、その職業に必要な事を学べる事業所を選ぶようにしましょう。
各事業所のホームページを見れば、その事業所で一体何が学べるのか?などが記載されていることがほとんどなので、事前にホームページで確認するようにしましょう。
就労移行支援事業所を決定する前に見学・体験へ行く
ホームページなどで就労移行支援事業所を探している中で、良いと思った事業所が見つかればすぐに利用を決めるのではなく、直接事業所を行って見学もしくは実際にサービス利用の体験をするようにしましょう。
やはりホームページだけではわからない事があったり、いざ実際に行ってみると思っていた内容と違っていたなど、トラブルの原因にもなりかねないので、
事業所へ直接行ける方はなるべく事業所へ足を運び、実際の事業所の雰囲気、支援員の対応、バリアフリーなど確認する事は多くありますので、
本当に自分に合いそうな事業所なのかどうかをサービスを体験してみて最終判断するようにしましょう。
奈良県にあるおすすめの就労移行支援事業所を全部で5つご紹介!

それでは、ここからは奈良県にある就労移行支援事業所のご紹介をしていきたいと思います。
奈良県には全国でも人気の就労移行支援事業所がいくつかあります。
これからご紹介していく中で、事業所紹介の他に事業所のアクセス方法も合わせてご紹介していきたいと思います。
各事業所紹介の最後に、リンクを貼りつけておきますので、気になる事業所があれば、是非そちらも覗いてみてくだい。
ウェルビー

●全国就労移行支援事業所数125か所 累計8794名就職
●ウェルビーチャレンジ(リワーク)に強い
●ウェルビーのノウハウを活かして、 “早期就労”を目指す独自の就職支援
おすすめ度 | |
---|---|
アクセス | 〒630-8244 奈良県奈良市三条町487-1 小山ビルディング3階 ◆JR各線「奈良」駅(東口)徒歩5分 ◆近鉄奈良線「近鉄奈良」駅(4番出口)徒歩8分 |
LITALICOワークス大和西大寺

●業界トップクラスの実績
●累計就職者数17,000人以上
●15年以上の就労支援で積み重ねた知見とノウハウであなたの就職をサポート。
おすすめ度 | |
---|---|
アクセス | 〒631‐0822 奈良県奈良市西大寺栄町3‐27 泉谷ビル6F ◆近鉄奈良線「大和西大寺駅」北口より徒歩4分 |
ディーキャリア奈良オフィス

●全国事業所数91か所 就職実績数2144名
●「ディーキャリアジョブ」
6,500件以上(2022年11月時点)の独自求人・ハローワーク求人が閲覧できる利用者限定求人サイトを用意しています。
おすすめ度 | |
---|---|
アクセス | 〒631-0822 奈良県奈良市西大寺栄町3-27 泉谷ビル3階 305号室 ◆近鉄奈良線「大和西大寺駅」より徒歩5分 ◆近鉄京都線「大和西大寺駅」より徒歩5分 ◆近鉄橿原線「大和西大寺駅」より徒歩5分 |
テクノパークぷろぼの生駒

●奈良県を中心に展開してる就労移行支援事業所
●就労移行支援の他に『放課後デイサービス』・『相談支援』・『自立訓練(生活訓練)』・『就労継続支援(A型/B型)』のサービスを行っている
おすすめ度 | |
---|---|
アクセス【生駒】 | 〒630-0257 奈良県生駒市元町2丁目1-19 元町ストレートビル1階 ◆近鉄奈良線・生駒線・けいはんな線「生駒駅」南口から徒歩5分 ◆生駒ケーブルカー「鳥居前駅」から徒歩3分 |
アクセス【高の原】 | 〒631-0805 奈良県奈良市右京1丁目2番地 近鉄京都線「高の原駅」から徒歩5分 |
アクセス【新大宮】 | 〒630-8115 奈良県奈良市大宮町3丁目5-41 ぷろぼの福祉ビル4階 ◆近鉄奈良線「新大宮駅」から徒歩5分 ◆JR関西本線・奈良線・桜井線・大和路線「奈良駅」西口から徒歩15分 |
アクセス【大和八木】 | 〒634-0078 奈良県橿原市八木町1丁目7-3 かしはらビル6階 ◆近鉄大阪線・橿原線「大和八木駅」南口から徒歩7分 ◆近鉄橿原線「八木西口駅」東口から徒歩3分 ◆JR桜井線「畝傍駅」から徒歩5分 |
セルポート

●一人一人に合わせた個別プログラムを作成
●悩み事を解決し、目標達成をサポートするピアサポーターが在籍
●小動物カフェと提携している。その他カフェで制作物販売や、農作業と子供食堂などにも参加。
おすすめ度 | |
---|---|
アクセス | 〒630-8115 奈良県奈良市大宮町4丁目266−1 三和大宮ビル 401 ◆近鉄奈良線 新大宮駅より徒歩8分 ◆JR奈良駅より徒歩12分 |
就労移行支援を利用する前に知っておきたいこと

これから、就労移行支援のサービス利用を考えている方や就労移行支援のサービスについてしりたい方に向けて、
就労移行支援に関するサービスの内容をいくつかご紹介していきたいと思います。
これから就労移行支援利用を考えている方におきましては、利用する前に知っておいた方が良い情報になるので、
就労移行支援の事をあまり知らない場合は、再確認してみて下さい。
就労移行支援のサービス内容について【一般就労をサポートする通所方の施設】

就労移行支援は、障害や病気が原因で一人で一般就労する事が困難な場合にサポートを受けながら、就職に必要なスキルを身に着ける為の訓練を行う福祉サービスになります。
主なサービス内容は以下の通りになります。
○ 通所によるサービスを原則としつつ、個別支援計画の進捗状況に応じ、職場訪問等によるサービスを組み合わせた支援
○ 利用者ごとに、標準期間(24ヶ月)内での利用
以上が就労移行支援での主なサービスになります。
就職を目標にしているので、就職をするために必要なことや、就職後にも役立つことを訓練していきます。
就労移行支援の利用期間は?【原則2年間まで】

結論から言いますと、就労移行支援の利用期間は原則2年間です。
この期間内で就職をするために必要なスキルを身に着けていくための訓練を行います。
もちろん、就労移行支援を利用した方全てが必ず就職できる訳ではありません。
この利用期間内で就職が出来ずサービスを利用できる期間が終了してしまう方もいます。
そういった方は期間を延長できる場合もございます。
『延長期間は1年間』と定められております。(※原則1年間)
この延長は誰でも利用できるという訳ではありませんので注意が必要です。
なので、2年間の間でしっかりと訓練を積み重ねて就職できるよう、体力づくり、スキルアップを行うようにしましょう
就労移行支援のサービス利用料【自己負担の上限はいくら?】

就労移行支援を利用する際に発生する費用はサービス利用料です。
このサービス利用料を支払って就労移行支援のサービスを利用する訳ですが
実はサービス利用料は利用者全員が支払っている訳ではありません。
人によって利用料を支払う方と無料で利用する方がいます。
どんな違いがあるのでしょうか?
下記の表をご覧ください。
区分 | 世帯収入の状況 | 負担上限月額 |
---|---|---|
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村民税非課税世帯 | 0円 |
一般1 | 市町村民税課税世帯(所得割16万円(注2)未満) ※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除きます(注3)。 |
9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
詳細については、参考:厚生労働省(利用者負担額)をご覧ください。
どうでしょうか?
利用料は金銭面なので、利用料を支払ってサービスを利用する方においては、生活費どもあるかと思いますので、事前に自身が利用料の支払いがあるのかどうかの確認をする必要がありますね。
就労移行支援の対象者になるには?【利用できる人の特徴】

就労移行支援を利用する為にはまず、就労移行支援のサービスを利用できる対象者にならなくてはなりません。
対象者になる条件を全て満たさなければ、就労移行支援のサービスを利用する事は出来ないのです。
対象者になる条件をすべて満たすことが必要になりますので、下記の対象者になるための条件をご覧ください。
※例外として「65歳に達する前の5年間に障害福祉サービスの支給決定を受けていた方で、65歳に達する前日において就労移行支援の支給決定を受けていた方は、当該サービスについて引き続き利用することが可能」と定められています。
身体障害、知的障害、精神障害(統合失調症やうつ病、双極性障害、適応障 害、てんかんなど)、発達障害や、難病の方のある方
一般企業への就職を目指しており、就労が可能と見込まれている方や「就労継続支援事業所(A型・B型)」のように、通常の事業所に雇用されることが困難な方に向けた、福祉支援のある事業所は対象となりません。
※申請を受け付ける自治体の判断により、休職中やアルバイトをされている方などの利用が例外的に認められる場合もあります。
休職者については、所定の要件を満たす場合に利用が可能となります。
この対象者になるための条件を見ても、自分が利用できるのかどうか、わからない場合は自治体の方に相談するか就労移行支援事業所に直接聞くようにしましょう。
就労移行支援の主な訓練内容【豊富な商業訓練プログラム】
各事業所によって学べる事は様々ですが、基本的には就職に必要な事を学びます。
これからいくつかご紹介していきますが、あくまでも例になりますので参考程度にどうぞ。
■SST 社会生活技能訓練(ソーシャルスキルトレーニング)
■JST 職場対人技能訓練
■グループワーク
■自己理解・自己分析
■PCスキル
■軽作業
■職業訓練
■面接練習
など
大体の事業所は、この上記の内容で訓練を行っていきます。
就職に必要なのは、社会スキルや学習面の他にも、仕事ができる体調で無ければなりません。
就労移行支援では体調改善の為のプログラムなども行っております。
他にも、最近人気のITに特化している事業所や英語などを学べる事業所などもございます。
訓練内容は本当に事業所に様々なので、自分がやりたい・学びたい事がある事業所を選ぶようにしましょう。
就労移行支援はひどいって本当?【実態をご紹介】

ネットで就労移行支援について調べていると『就労移行支援はひどい』と言う文字をよく見かけます。
なぜ、就労移行支援はひどいと言われているのでしょうか?
ひどいと言われている原因はいくつかある様なので、ネット上で書き込まれている内容をまとめてみましたのでご覧ください。
理由1【お金儲けしか考えてない就労移行支援がある】
ひどいと言われている最大の理由は利用者の事を考えていない事業所があると言う事です。
就労移行支援の収益は利用者さんの人数によって毎月変動します。
例えば、利用者さんの利用人数・利用日数・利用時間など
これらの数字が多ければ多いほど事業所が儲かると言う仕組みなのです。
この仕組みを活かして、利用者さんの事を考えず無理やり利用日数・時間を増やしたり
なかなか就職させなかったりと悪徳な行為を行う事業所が数は滅多にありませんが実際にあるのです。
このような悪徳の事業所を選び、利用してしまった人が『就労移行支援はひどい』と感じネットに書き込んだのでしょう。
理由2【利用できる期間は限られている】
先ほども上記でご紹介しましたが、就労移行支援には利用期間として2年間と定められた期間があります。
この期間内に就職が出来れば良いのですが、残念ながら就職できずに就労移行支援の利用期間を満了してしまう人も多くいらっしゃいます。
就職や復職を1から始めて体調改善や学習面のスキルを身に着けて就職ができるまでのレベルになるのが2年間と言う期間は短いのでは無いか?
と言った意見があり、2年間と言う短い期間しか利用が出来ないから、就労移行支援を利用しても意味がないと言う意見になってしまうのでしょう。
現在の就労移行支援の就職率は58.8%と厚生労働省が発表しております。
なので約半分の方が就職している状況になります。
2人に1人の就職している確率なので、少ないと感じる方は利用しない方が良いと感じるのでしょう。
理由3【利用中の収入がない・アルバイト禁止】
最後の理由は、就労移行支援を利用している間は収入がないと言う事です。
基本的にはアルバイトなども禁止なので、収入はありません。
利用料を支払って利用している人などは自分の生活費も考えて利用しなければなりません。
多くの方は、『家族からの支援』『失業保険や生活保護などの給付金』『貯金を切り崩す』などで就労移行支援を利用しています。
就労移行支援を利用するにあたり、利用料以外の出費は交通費や昼食費など、利用すればするだけ積み重なる出費となります。
金銭面を考えて利用日数を減らしてしまうなどして訓練が思うように出来なくて結局就職が出来ないと言う結果になってしまうのであれば、
最初から就労移行支援を利用しない方が良いという考えになってしまうのでしょう。
まとめ

これまで、奈良県にある就労移行支援事業所のご紹介をしてきました。
奈良県には全国でも人気の就労移行支援事業所がいくつかあります。
どこの事業所を選ぶべきか迷う時には上記でご紹介した、失敗しない事業所の選び方を参考に、自分に合った事業所を見つけて下さい。
最近ネット上では、就労移行支援は意味がないや就労移行支援はひどいと言った書き込みが良くありますが、
事業所選びに失敗しなければ、恐らく意味がないと感じないと思います。
ネットだけの判断も悪くありませんが、最終的には自分の目で確かめることが必要です。
なので、見学に行ったり、サービスを体験するなりして、自分が利用している事を想像した上で決めるようにしましょう。