この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。
大阪のおすすめ就労移行支援事業所
この記事では、大阪にある就労継続支援a型事業所について、おすすめのa型事業所のご紹介であったり、
a型事業所とは一体、何なのか？どんなことをするのか？など、a型に関する情報をいくつかご紹介していきたいと思います。
そして就労継続支援にはa型とb型があります。
この制度の違いなども合わせてご紹介していければと思いますので是非ご覧ください。
大阪にある就労継続支援a型おすすめ事業所
それでは早速、大阪にあるおすすめの就労継続支援a型事業所をご紹介していきます。
大阪には就労移行支援の事業所数がとても豊富です。
それに比べて就労継続支援a型事業所は就労移行支援事業所よりも数は少ないですが、他府県に比べると大阪には多くのa型事業所があります。
数が多いので、どこを選べば良いか迷うかと思います。
なので、事業所のアクセス・おすすめのポイントなどをも合わせてご紹介していきますので是非ご覧ください。
ネオワークス
| おすすめ度 | |
|---|---|
| アクセス | 【ネオワークス長堀橋】 〒542-0082 大阪市中央区島之内１-１３-３ おおきに東心斎橋ビル３F ３０２号室 大阪メトロ堺筋線、長堀鶴見緑地線 長堀橋駅 徒歩４分 大阪メトロ御堂線、長堀鶴見緑地線 心斎橋駅 徒歩10分 大阪メトロ堺筋線、千日前線 日本橋駅 徒歩12分 大阪メトロ（地下鉄）、長堀鶴見緑地線 松屋駅 徒歩12分 【ネオワークス 新大阪】 〒532-0011 大阪市淀川区西中島6-11-25 第10新大阪ビル 501号室 御堂筋線「西中島南方」駅より徒歩8分 新大阪駅より徒歩10 阪急京都線「南方」駅より徒歩10分 【ネオワークス 豊中】 〒560-0023 豊中市岡上の町4-4-1 タナカ産業第一ビル 3階 阪急宝塚線「豊中」駅より徒歩6分 岡町駅より徒歩8分 |
| 営業日・営業時間 | 営業時間 月曜日～金曜日9：00～18：00 サービス提供時間 月曜日～金曜日 10：00～15：30 |
| TEL | 【ネオワークス長堀橋】06-4256-0661 【ネオワークス 新大阪】06-6886-8061 【ネオワークス 豊中】06-6848-9691 |
| 作業内容 | ・軽作業 ・データ入力（文字起こし/ブログ作成） ・施設外就労（マンション共有部の清掃/自転車清掃など） |
ネオワークスは大阪に３事業所構える就労継続支援a型事業所です。事業所によって作業内容は少し異なってきますが、軽作業班と施設外就労班で分かれており、働く為に必要なスキルを少しずつ身に着けることができます。
社会に出たときに必要となってくる会社のルールであったりマナーなども決めていて実際に働くことになったときに困らないよう工夫をしてサポートを行ってくれる事業所となっております。
グローアップ
| おすすめ度 | |
|---|---|
| アクセス | 〒542-0081 大阪市中央区南船場2-3-6 長堀橋駅前ビル404号室 長堀橋駅 北改札 2-B 出口より徒歩1分 堺筋本町駅 西南改札 10番出口より徒歩7分 |
| 営業日・営業時間 | 月曜日～金曜日 9:00～18:00 |
| TEL | 06-7777-2770 |
| 作業内容 | ・インターネット販売（マーケティング/梱包作業、ピッキング作業など） ・データ入力 ・軽作業（棝包/パッケージ作業/ラベル貼りなど） |
グローアップでは、PCを使用した業務や軽作業を基本的に行います。業務を行いつつ、資格を取得するためのスキルアップ支援や、就職についてのアドバイスやカウンセリングなどを行う一般労働支援など、
一般就労を目指すために必要な支援を徹底してサポートしてくれる事業所です。
SDGsに積極的に取り組んでいるようです。
みらいワーク
| おすすめ度 | |
|---|---|
| アクセス | 〒530-0041 大阪市北区天神橋３丁目10-17-601 地下鉄堺筋線 扇町駅 徒歩３分 |
| 営業日・営業時間 | 月曜日～金曜日 9:00～17:00 |
| TEL | 06-6357-6315 |
| 作業内容 | ・内職作業 ・インターネットオークション代行作業 ・パソコンによるデータ入力代行 ・パソコンによるインターネット販売 ・施設外就労（ビル清掃/スーパーの品出しなど） |
みらいワークは大阪梅田の隣の扇町駅にある立地の良い事業所です。PCでの業務を基本として、一般就労に近い形で施設外就労も行えます。
働くことに対して不安な方、働き続けることに不安な方などサポートが必要だと感じている方が安心してご利用できる事業所となっております。
月に１度お茶会やアロマクリーム作りなど楽しめるイベントなども用意されております。
ITやWeb関係に特化した就労継続支援a型事業所
大阪にある就労継続支援a型の作業内容として、軽作業やＰＣでのデータ入力、清掃などが基本的な作業内容と先ほども少しご説明しましたが、
ITやWeb、プログラミングなどを学びながら業務に取り組める事業所も多く存在します。
ITやプログラミングのスキルを身に着けながら業務ができるという事は、あまり経験できることではありません。
そんな貴重な経験ができるa型事業所をこれからご紹介していきますので、興味のある方は是非ホームページのリンクも貼っていますので
TECTEC CREATIVE 天王寺
| おすすめ度 | |
|---|---|
| アクセス | 〒543-0052 大阪府大阪市天王寺区大道一丁目14番15号 大阪メトロ谷町線 天王寺駅（7番出口）徒歩6分 JR環状線 天王寺駅（北口）徒歩8分 |
| 営業日・営業時間 | 月曜日～金曜日 9：00～18：00 |
| TEL | 06-6777-1440 |
| 作業内容 | ・SNSの運用代行 ・パンフレット・チラシのDTPデザイン ・ランディングページ作成 ・構成業務 |
TECTEC CREATIVEは株式会社シーアイ・パートナーズが運営している就労継続支援a型事業所です。動画編集やVRなど初心者の方でも、プロの講師陣から学べる事ができるので、将来的には一般就労、フリーランスを目指せるスキルを身に着けることができます。
a型のみではなく、b型、自立訓練など選択肢もあり、徐々にステップアップして自分の理想の働き方を目指すことのできる事業所です。
フライングポニー
| おすすめ度 | |
|---|---|
| アクセス | 〒550-0003 大阪府大阪市西区京町堀1-17-16 京町堀センタービルディング301 大阪メトロ四つ橋線 肥後橋駅7番出口 徒歩7分 京阪電車中之島駅6番出口 徒歩15分 大阪シティバス75系統 京町堀1丁目 徒歩1分 |
| 営業日・営業時間 | 月曜日～金曜日 9：00～17：00 |
| TEL | 06-6449-3500 |
| 作業内容 | ・動画編集 ・画像編集 ・SNS運用（Instagram・旧Twitter、現X） |
フライングポニーはA型とB型を備えている、動画編集や画像編集に特化した事業所です。全く経験のない方やパソコンすらあまり触ったことのない方なども基礎から学べて利用することができます。
昼食は1食220円で非常に安く、交通費も半額負担してくれる金銭面でもサポートをしてくれる事業所です。
トレンドクリエイツ
| おすすめ度 | |
|---|---|
| アクセス | 〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前１丁目６−４ リップル天満橋ビル8階 京阪 天満橋駅 東改札口 徒歩1分 谷町線 天満橋駅 南改札口 徒歩1分 |
| 営業日・営業時間 | 月曜日〜金曜日 10:00〜18:00 |
| TEL | 06-6450-6669 |
| 作業内容 | ・SNS運用 ・動画編集 ・統計データ分析 ・グラフ作成 |
トレンドクリエイツではITの知識を身に着けるため、動画編集やグラフ作成など、PCを使った業務が基本となっております。SNSマーケティングやWEBマーケティングなど普段ではあまり学ぶことのできない事を業務内容にして、IT業界への就労を目指すことができます。
施設内もきれいで、クリエイター用PC・タブレット・動画編集ソフトなど、スキルを身に着けるために必要な環境がとても充実している事業所となっております。
就労継続支援a型とは？
就労継続支援a型とは、障害がある方で、一般企業での就職が難しい方が、一般企業で働くために就労継続支援a型事業所と雇用契約を結んで、就職に必要なスキルを身に着けるための訓練を行う障害福祉サービスです。
就労継続支援a型を利用する利用者ではありますが、雇用契約を結ぶため労働者にもなります。
給与としてお金をもらいながら作業を行い、一般企業へ就職を目指すのです。
このように、冒頭でも少しお話ししましたが、就労移行支援と名前はとても似ています。
しかしサービスの内容や利用目的などは違ってきます。
これから就労継続支援a型についていくつか、詳しくご紹介してきます。
就労継続支援a型での仕事内容は？
先ほども少しご説明しましたが、就労移行支援では給与をもらいながら作業を行っていきます。
事業所によって、作業内容は異なってきますが作業内容の例としては
商品の梱包や発送
清掃
飲食店での接客・調理
パソコンでのデータ入力
お菓子やパンの製造
など
基本的には軽作業などの簡単な作業を行う事になります。
それ以外にも先ほどご紹介したようにIT関係に特化した事業であれば
動画撮影・作成・編集
illustrator、Photoshopを使用した画像作成
SNSの運用
など
専門的な知識を身に着けながら、仕事にできるという普段では学ぶことも難しい事も学ぶことができるのです。
IT業界は現在、人手不足なので、スキルを身に着け一般就職することができれば、とても重宝される存在になるでしょう。
a型を利用できる対象者は？
就労移行支援もそうですが、a型事業所のサービスは誰でも利用することはできません。
しっかりと定められた制度を基に対象者が決まっております。
就労継続支援aの対象となる条件をご紹介しますので、
これからの利用を考えている方はあらかじめ、ご自身が対象者なのかどうかを確認するようにしましょう。
⓶特別支援学校を卒業して就職活動を行ったが、企業等の雇用に結びつかなかった者
⓷企業等を離職した者等就労経験のある者で、現に雇用関係の状態にない者※65歳以上の者については、65歳に達する前５年間（入院その他やむを得ない事由により障害福祉サービスに係る支給決定を受けていなかった期間を除く。）引き続き障害福祉サービスに係る支給決定を受けていたものであって、65歳に達する前日において就労継続支援Ａ型に係る支給決定を受けていた者に限り対象とする。
就労継続支援a型について厚生労働省にて詳しい内容が記載されていますので、下記のリンクも是非ご覧ください。
【※就労継続支援a型以外にもb型の事や就労移行支援などの福祉サービスも一緒に記載されております。】
就労継続支援a型の利用料金は？
就労継続支援a型の利用をする際は利用慮というものが発生します。
まずは下記の表をご覧ください。
| 所得区分 | 世帯の収入状況 | 利用負担上限月額 |
|---|---|---|
| 生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
| 低所得 | 市町村民税非課税世帯※1 | 0円 |
| 一般1 | 市町村民税課税世帯（所得割１６万円未満 ※2) ※入所施設利用者（２０歳以上）、グループホーム利用者を除く※3 |
9,300円 |
| 一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
※13人世帯で障害基礎年金1級の受給の場合(300万円以下の世帯対象)。
※2収入600万円以下の世帯対象。
※320歳未満の入所施設利用の、市町村民税課税世帯においては一般2。
このように福祉サービスの利用料は前年度の年収によって区分が決まってきます。
無職の方または低所得の方
利用者本人・妻・同居している親などが低所得
ご自身の区分がどれに当てはまるのかを確認して利用料が発生があるのかどうか確認するようにしましょう。
こういった場合はサービスの利用が無料になります。
上記の表で言うと、区分一般1と一般2に当てはまる方は利用料が発生します。
しかし上限金額があるというところに注目しましょう。
月の利用回数によって金額が違ってきますが、どれだけ利用しても上限の金額が決まっているので、多く人でも37.00円の金額を超えることはないという事です。
利用料の計算方法
就労継続支援a型の場合、もともと発生する利用料金が1日5.000円～10.000円ほどです。
しかし、この金額の9割は国や市町村などが負担をしてくれるので、利用料が発生する場合は実際は500円～1.000円程度で１日の利用ができるという事になります。
利用料金＋利用日数で合計が出ますので、簡単な計算方法で利用額を出すことが出来ます。
利用料金以外に発生する出費
たとえ利用料が無料の方でも、金額が発生する場合があります。
昼食代
作業の際に使用するもの（作業着やテキストなど）
交通費や昼食代は、利用すればするほど加算されていく出費です。
最低限の金額は必要になってきますので、全てが無料で利用できる訳では無いという事を頭に入れておきましょう。
就労継続支援a型の平均給与は？
就労継続支援a型の事業所で訓練をしながら働けば賃金が発生します。
雇用契約を結ぶため、最低賃金以上の報酬があります。
厚生労働省が発表した令和3年度の平均賃金額は以下のようになります。
令和３年度の利用者１人当たりの平均賃金月額は８１，６４５円であり、近年増加傾向である。
平成18年から毎年、賃金が減少していました。
しかし、平成26年度からはずっと増加していっています。
都道府県によって平均賃金は違ってきますが、令和3年度の大阪の平均賃金は83,748円となっております。
就労継続支援a型とb型の違いは？
就労継続支援にはa型とb型があります。
それぞれ同じ福祉サービスではありますが、大きな違いがあります。
このa型とb型にはどんな違いがあるのでしょうか？これからご紹介していきたいと思います。
就労継続支援b型とは？
体調や障がいなどで継続的に働くことに不安がある方が受ける福祉サービスです。
軽作業などで働く訓練をしながら、作業の対価として工賃を得ることができます。
自分の働きやすい時間、日数で自由に働くことが出来るのが就労継続支援b型です。
b型の対象者の条件は？
⓶50歳に達している方、または障害基礎年金一級受給者
⓷1及び2に該当せず、就労移行支援事業者等によるアセスメントにより、就労面にかかわる課題等の把握が行われている方
このようにa型とb型でも対象者になる条件などは少し違ってます。
a型とb型の大きな違い
就労継続支援a型とb型の大きな違いは雇用契約を結ぶか結ばないかになります。
「一般企業で働くことは難しいけれど、支援があれば長く働くことができる」という方はa型を選ぶ事が多く、
「長く働く自信がない」という方はb型を選ぶ事が多いです。
b型は非雇用で賃金が少ないという懸念点はありますが、自分の体調に合わせて負担少なく働けるということはメリットとなるでしょう。
就労移行支援と就労継続支援の違いは？
就労移行支援と就労継続支援、名前は似ていますよね。
しかし、名前は似ていますが、こちらも違いがあります。
就労移行支援の方も少しご紹介していきたいと思います。
就労移行支援とは？
就労移行支援とは、障がいのある方が働くために必要な知識やスキルを習得し、就職できるように支援することです。
ビジネスマナーやパソコン、SST（社会生活技能訓練）やJST（職場対人技能訓練）などのトレーニングを行い、就労に活かせるスキルを身につけます。
また、就職活動の支援もあり、面接練習や履歴書作成アドバイスなどを受けることができます。
就職後も長く職場で働けるよう定着サポートがあります。
就労移行支援の対象者は？
⓶一般企業などへの就労を希望する方
⓷障がいのある方（精神障がい・知的障がい・発達障がい・身体障がい）
⓸難病のある方（障害者総合支援法の対象疾病）
就労移行支援は障害があって１人で就職するのが難しい方が就職をするためのスキルを身に着けて就職を目指します。
就労継続支援のように賃金や工賃が出て仕事をする訳では無く、就職するために訓練をする施設です。
a型と就労移行支援の対象者はとても似ていますが、一般企業などへの就労を希望する方と雇用契約の内容にもとづいて継続的に働くことができる方の違いになってきます。
就労移行支援と就労継続支援a型b型の共通点
就労移行支援と就労継続支援a型b型は、いずれも障害がある方の就労を支援する福祉サービスとなっております。
雇用契約を結ぶ結ばないがあったり、工賃や賃金が発生する、しないなど、サービスの内容などは違ってきますが、就労するためにサポートをするという事は変わりないのです。
「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律（略して、障害者総合支援法）」で定められているものです。
就労継続支援a型とb型の違いについて、もっと詳しくまとめた記事がございますので気になる方は下記のリンクより是非ご覧ください。
まとめ
これまで、就労継続支援a型について、どんな福祉サービスなのか？どんなことをするのか？等をご紹介してきました。
それに合わせて、就労継続支援a型の事や就労移行支援の事も一緒にご紹介させて頂きました。
就労継続支援a型b型、就労移行支援の違いは大きく違った福祉サービスだと言う事もわかったかと思います。
この3つの福祉サービスを踏まえて、a型の事業所を利用したいと思った方は、上記でご紹介した大阪にあるおすすめのa型事業所を参考に事業所を選んでください。
ご自身に合った事業所を選ぶ事が将来にとても大きく繋がってきます。
事業所の立地や作業内容・事業所の特徴など、しっかりと調べた上で、実際に事業所へ見学に行くことで詳しい情報も得ることが出来ますので、焦らず慎重に選ぶようにすることが大切になってきます。
